ウルトラ超伝説

作:居村眞二
ジャンル:マンガ

全五部構成
第一部『ウルトラ兄弟物語 ウルトラ超伝説』
第二部『ウルトラ超伝説 アンドロ超戦士』
第三部『アンドロ超戦士』
第四部『ウルトラ超伝説』
第五部『ウルトラ超伝説 すすめタロウ』

大都社より全話収録したB6版の愛蔵版『ウルトラ超伝説』(全2巻)が発売されている。

イド
【名前】イド
【登場エピソード】『アンドロ超戦士』(大都社版では『アンドロ超戦士・II』)
【属性】エネルギー生命体
【大きさ】直径10万光年(物語の最後は銀河系を飲み込む寸前だった)
【攻撃力】20分弱で銀河系を消滅させる。
     生物や星など破壊した相手の生命エネルギーを吸収する。
     巨大怪獣イドや今まで取りこんだ生物を実体化させる。
     怪獣イドは少し離れているくらいだったらからだ本体の外にも出せる。
     (地球を破壊する直前、宇宙空間から地上に全力を注いだ怪獣イドを出現させた)
     地球を破壊し地球の生命エネルギーの化身アズアースを倒した後、急速に銀河を破壊していった。
【防御力】本体がダメージを受けている描写はないが、実体化させた怪獣を倒されるとその分エネルギーを消耗する(オーバーソウルと巫力みたいな感じ)。
     ただ、主人公たちが過去に遡ってイドを倒そうとしたときに迎撃していたところを見るとエネルギー兵器などなら本体にもダメージを与えられるよう だ。
【素早さ】地球を食らう以前の弱い状態でも別の星系にあるピース星から地球に僅かな時間で移動している。
     宇宙戦闘艇をバックパックにしたロボット戦士と張り合っているところを見ると、怪獣形態でもスピードに問題はない。
     体の中なら任意の場所に怪獣を出せるだろうから小型の敵に翻弄されることもなさそう。
【特殊能力】時間を越える能力。
      まず、時間を超えてエネルギーを送ることができ、過去に戻った主人公から過去の自分を守るためパワーアップさせるのに使った。
      パワーアップした過去イドも現在のイドに比べると圧倒的に弱かったので無制限ではないようだが、
      イドが銀河系を完全に飲み込むと過去で倒すことすら不可能になるらしいのでそうなったら制限がなくなると見てよいだろう。
      また、時間移動用の時空の歪みを作ることもでき、実際、過去イドが断末魔で時空の歪みを作った。
      遠未来の地球人が宇宙旅行中たまたまその時空の歪みに突っ込んで、
      少なくとも数十万年以上昔の宇宙のさまざまな星に放り出された(脱出ポッドが12個あったため)。
【長所】パワーと時間移動能力。
【短所】特に見当たらないが、しいてあげれば全エネルギーを1点に集中している描写がない点。
【備考1】吸収によるパワーアップは吸収量に比例するわけではなく一定量ごとに劇的に変化するようだ。
      地球を吸収する以前に数億の惑星を吸収済みだったにも拘らず、
      地球を吸収したとたんに劇的にパワーアップした。
【備考2】参考までにパワーアップ版過去イドに至るまでの作中のインフレの話をしておく。

      かつてウルトラ五兄弟を苦しめ合体技でやっと倒されたエースキラーが数十倍にパワーアップして登場。
      アンドロメロスはその強化エースキラーの腕を握りつぶしパンチ一発で撃破した。
      以上はジュダ編

      アンドロメロスと同格の戦士アンドロマルスがウルトラマンサイズから1000mにさらに巨大化でき、同サイズのロボット(怪獣戦艦)をチョップ一発で粉砕 できる。
      巨大化した状態の光線技はブラックホールを押し返すくらいの威力があるが、一度使うと巨大化がとけ寿命が縮む。
      アンドロ戦士が着ている鎧コスモテクターの防御力は惑星を破壊するブラックホール砲の直撃を受けても傷一つつかず、十字砲火でヒビが入る程度で済むほどの もの。
      アンドロ艇はウルトラマンサイズの戦士が乗り込む宇宙戦闘艇で、主砲の威力は怪獣戦艦を一撃で粉砕するほど。
      アンドロマルスの最強形態は巨大化しコスモテクターの上にさらに最終兵器といわれる鎧グランテクターを身につけ、背中にアンドロ艇を合体させたもの。
      巨大化マルスより圧倒的にパワーアップしている上光線技の制限もなくなった。
      以上はグア編

      グアとの戦いでグランテクターを失ったマルスは代わりに黄道の剣という神器を手に入れる。
      描写を見る限り空間を切り裂けるようだが、強さランクはグランテクターマルス>黄道の剣マルス>巨大化マルス。
      イドに地球を破壊された後マルスたちアンドロ戦士を乗せたアンドロ艇は黄道の剣を拾い、地球の中心核にあったグランテクターを回収し、過去へ向かった。
      その途中で時の空間に置いてあった巨大ロボット戦士がグランテクター・アンドロ艇・黄道の剣の三種の神器を装着した。
      アンドロ艇に同乗していたアンドロ族の王子トランがそのロボット戦士と一体化して過去のイドと戦う。
      味方側では最強キャラだがイド相手には力不足で圧倒されてしまう。
      最後にはトランが真の力に覚醒し新必殺技でイドを瞬殺。
      イド編終了

      過去の怪獣イドの大きさはせいぜい数十kmで、現在のイドが作り出した怪獣イドは星より遥かに大きい。
    全マンガ16スレ640-651で特殊能力の項を改訂、攻撃力の項も若干改訂。



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